ライフの仕事の社会的意義
ー 幸せな人生だったと思っていただくには ―
1、2014年版厚生労働省白書によると、日本人の平均寿命は女性86.61歳、男性80.21歳で
男性が初めて80歳代になりました。一方、健康寿命は女性73.62歳、男性70.42歳でした。
昨年同様、人生の最後を要介護や寝たきり等で自立した生活ができない期間は男性で10年
女性は13年になっています。(この差を短くすることが医療費や介護費を減らすことに
つながります)
2、また、認知症患者は全国の65歳以上の高齢者の15%に当たる462万人と推測されています。
更に、軽度認知障害(MCI)と呼ばれる「予備軍」が約400万人いることもわかっています。
そして、85歳以上となると40%以上の人が認知症と診断されているそうです。
その他の病を考えれば異常なほどの高い数値です。認知症の行方不明者数も急増中です。
3、介護が必要な65歳以上の高齢者がいる世帯のうち介護を担うのも65歳以上という
「老老介護」の世帯もついに5割を超えたそうです。
4、この問題山積の中、国より2025年をめどに、高齢者が住み慣れた地域で生活を継続できる
ようにするために、医療・介護・予防・住まい・生活支援が一体的に提供されるシステムの
実現を目指す(地域包括ケアシステムの構築)との方針が出されました。
5、私たちライフ薬品も、この方針に協力しCurves事業、nagomi事業、勉強会事業、それぞれ
の特色(長所)を活かし、地域社会のみなさまがいつまでも住み慣れた家で元気に暮らし
続けていただけるよう改善、改革を繰り返し理想の介護予防の実現に向けて邁進していき
ましょう。
6、まずは自分が心身共に完全な健康体になるよう努力すること。
そして自分の親や祖父母に健康で長生きしていただくことに全力を注ぎましょう。